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台風5号

滋賀県長浜市 長浜市青年団 団長 天野 翔太

台風5号が滋賀県に接近してきた8月7日の夜、私は体調を崩し、いつも寝ている寝室とは別の部屋で一人寝ていました。深夜になるにつれて雨風が強まっていく中、部屋の中の防災無線が2時間おきに危険を知らせていたのを今でも覚えています。不安になり、手元のスマートフォンで、自宅から車で5分ほど離れた姉川の水位をこまめに確認していました。徐々に水かさが増していき、ついには氾濫危険水位の指標が見えなくなるところまで、水位が達していきました。

もしかしたら、うちも危ないんじゃないだろうか?

でも、そんなこと(川の氾濫)なんて実際に起こるのか?

色々なことを思いながら、結局そのまま8日の朝を迎え、姉川の自分の住んでいる隣の町の堤防が決壊していたことをニュースで知りました。

ほんの少し場所が違えば、

ほんの少し台風の勢力が大きければ、

自宅の近くで姉川が決壊していたかもしれないということを改めて感じました。

決壊から半年以上が経った今もなお、琵琶湖の湖岸沿いにはたくさんの漂着したごみや、倒壊してしまった建物、流されてきた倒木などが残っており、ようやく少しずつ撤去され始めています。 東日本大震災においても、日常的なテレビなどでの報道は少なくなってきていると思います。ただ、今も復興に向けて尽力されておられる方たちがいて、原発という大きな課題を抱えたまま毎日を過ごされている多くの方たちがおられるのだということを、この台風を通じて改めて強く思いました。