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段下 利彦

段下 利彦さん

鹿児島県野田町

日本青年団新聞掲載号:2021年5月号

めんどくさいから、やりがいへ

ダーツ仲間に「フットサルをやろう」と誘われて鹿児島県青年大会に出場した段下さん。最初は億劫だと感じていたが、いざ出場してみると他部門で発表していた島津太鼓の迫力に圧倒され、入団を決意した。しかし、太鼓以外の活動や会議もあることを知ると、再び憂鬱な気持ちが押し寄せた。ところが、実際に活動してみると、事業について話し合うことは未知の経 験であり容易ではないものの、子どもたちの笑顔をみると達成感に包まれ夢中になった。団長就任の年に新型コロナウイルス感染症が地元を襲ったが、不安がる団員一人ひとりに段下さん自ら「活動を続けよう」と説得。感染させない環境づくりを地道に続け、少しずつ団員たちも活動に出てくるようになった。努力が功を奏し、今では活動で関わった多くの人の笑顔を見ることで、制限ある生活のストレス発散につなげる団員もいる。
現在は自粛中だが、活動の後には元気すぎる団員との飲み会が恒例だった。酒豪に囲まれる中、段下さん自身はお酒があまり得意ではないが、団員と心を通わせ、子どもの喜ぶ表情を思い出すと心が弾む。
段下さんは当初の気持ちとは裏腹に、「難しいからこそ挑戦し甲斐がある」と活動について力強く語る。彼がいることで、 町中に笑顔が広がっていく。

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