新しいカタチを探す

徳島県石井町には青年団が中心となって動く町最大のイベントがある。それは夏祭りだ。 細川さんは中学生の頃から学生ボランティアとして毎年手伝い、他の活動にも関わっていく中で青年団員から学ぶことは多かった。また新たなものを生み出そうと仲間と一緒に試行錯誤することに一番の楽しみを感じながら関わり続け、気が付くと青年団名簿に自分の名前が入り、 青年団の一員として受け入れられていたそうだ。
県団役員をしようと思ったきっかけは、 OB会での出会いだった。 青年団の活動範囲を広げていくために他の青年団の情報を求めていった中で、 県内各地に存在する各青年団を集結させ「 県単位で面 白いことをしたい」と思い話を進めることになった。 「今、ボランティアのあり方が変わろうとしている。この時代に合った新しいカタチを集まった仲間と共に模索し、 田舎の青年団だからと言わせない団体にしていきたい」と語る細川さん。徳島県団の未来は明るい。