地域とともに、伝統をつなげていく

明和青年団は福島県の奥会津と呼ばれる地域、只見町の明和地区で活動する。現在の団員数はおよそ名。協力的で面倒見のいい人柄が特徴的なこの地区は、戦後から続く地元住民同士の縦のつながりや、青年団同士の横のつながりが強いことが特徴的だ。
現在、団長を務める児島さんは、すでに入団していた同級生に誘われたことがきっかけで入った。児島さん本人も、誘われる前から青年団が身近にあったため、自分もいずれ入るのかなと感じていたそうだ。
コロナ禍でもめげずに実施してきた活動は、盆踊りや駅伝大会、雪まつり、青年団独自の企画サンタ事業など。幅広く手掛け、今ある地域の活動を自分たちの代で消さないよう奮闘の日々が続いている。
「先輩たちの格好良い背中は忘れられないし、後世にも残していきたい」と児島さんは自らを奮い立たせている。地域と共にこれからも明和地区を盛り上げていく。