楽しみ、笑い、全力で

宮城県南西部に位置する蔵王町にある蔵王町青年団体協議会の会長を務めていた佐藤和博さんは、当時の宮城県青年団連絡協議会の会長から「君と一緒に活動がしたい」と誘われたことをきっかけに、昨年県団に入団した。それからは遠刈田温泉仮装盆踊り大会や仙南青年文化祭など蔵王町での活動だけでなく、宮城県下の青年たちが一堂に集まる宮城県青年大会の実行委員長を務めるなど、目まぐるしい日々のなかでがむしゃらに活動に取り組んだ。
そのような中でも「県団での活動の日は浅いが行事後は笑顔と充実感が必ずある。新人の自分でも活動できているのは仲間のおかげ」と感謝の気持ちも忘れない。
青年団を知らない人たちにとって、どのような活動をしてどんな団体であるかわかりにくいゆえに、また「青年団」いう言葉の響きも相まってか敬遠される場合も多いという。しかし実際は和気あいあいとした場所であり、多くの仲間が出来る場所だということを伝え広めるため、佐藤さんは常に笑顔で活動していく。そして一人一人の笑顔がつながりいつかそれが1つの大きな絆となることを信じ、活動しつづける。