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話すことへの責任

宮城県青年団連絡協議会 千葉加奈子

 あれから7年が過ぎ、平成29年度も宮城県青年団連絡協議会の運動として、今私たちができることであるパネルの設置や、震災関係の視察受け入れなどを行ってまいりました。
 復興に向けて進むなか、県内でもこの震災を風化させないために震災遺構での語り部など、さまざまな取り組みが行われています。
 ハード面の整備が進み当時の遺構が失われつつある現在、被災地の視察の際には、写真や体験談を通して当時の状況を想像する場面が多くなってきました。それでも、やはり現地に足を運ばないと想像できない部分があるようで、視察にやってきた学生たちの神妙な面持ちから、話している私たちも当時を思いださせるほどです。
 今年度で被災から7年目を迎えますが、当時の状況と県内の復興状況、震災時への備えのことなどは、被災地への視察や県外に出た際に未だに質問されます。もちろん1年目から責任をもってお話ししていましたが、まだまだ十分に伝わっていない現状を感じることもあります。この「生きる」も、どれだけの青年が読んでいるのか…。今年度からネットでの閲覧になることで、伝わること・伝えられること・伝えなくてはいけないこと…。改めて、考えることのできた1年でした。