1,100円(税込)
日本青年団協議会
本号は、『生きる』1号と同様に、この記録もまた震災その後を各地域で青年たちがどのように生きぬいているか、その事実を記録として残すことを主たる目的としています。
『生きる』1号を読んだ方から、この書き手たちその後を知りたいとの声があり、また書き手の方も、失業や転職、転居、仮設住宅・借り上げ住宅での生活や高台移転問題、自身の生活や地域の復旧・復興をどうするのかなど山積する問題に直面するなかで、新たに伝えたいこと言いたいことが出てきていました。中には一年前はとても書けなかったけれども、今なら書ける、伝えたいと思いきって綴ってくれた方もいます。
そして日本青年団協議会(日青協)では、『生きる』1号の合評会やこれを資料とした研修会や学習事業の展開を支援してきました。道府県や市町村の青年団では、独自に展開する様々な支援活動の取り組みとあわせ『生きる』1号の書き手の話を聴く場を設けたり学習会を開催したりしています。2号では、そうした各地の青年団の取り組みの一端を紹介するとともに、OB・OGなどに『生きる』1号の感想を書いていただきました。
東日本大震災の発生から約2年がたちました。あらためて被災地に思いをはせながら、私たちの暮らしや地域、日本の社会を見つめ考えていきましょう。
2013年3月
日本青年団協議会,『生きる ~東日本大震災と地域青年の記録~』第2号編集委員会
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