沖縄県うるま市
日本青年団新聞掲載号:2024年8月号
天願さんは小さい頃から、地元の具志川青年会で青年たちが踊るエイサーに心魅ひかれていた。そして高校生の頃、念願叶って入会を果たした。入会してみると、子どもの目線からは気づいていなかった、地域と青年会とのつながりを強く感じるようになっていった。
地域運動会やまつりへの参加、美化活動に取り組むうち、地域は地元のみんなでつくるもの、という意識が芽生える。さらに地域の人たちが応援の声をかけてくれたことも、その後押しとなった。
幅広い年代の男女が共に交わりながら、汗水流して地域のために活動できることや、150年の歴史をもつエイサーの継承に携わっていること。これらが、天願さんが青年会にいることのやりがいへとつながっている。