宮崎県西米良村
日本青年団新聞掲載号:2025年2月号
黒木さんは、村内の先輩に誘われたのがきっかけで西米良村青年会に入団し、同会主催のロードレース大会など様々な青年活動で活躍している。青年団での思い出は、イベント後の飲み会や旅行、そして全国青年大会に参加したこと。地域への貢献を通じて感謝される瞬間にやりがいを感じるという。
西米良村の特産品の柚子の収穫や観光施設でのサポート、コロナ禍での手作りマスク配布など、地域密着型の活動に積極的に取り組んできた。青年団を通じて多様な職業の仲間と交流し、新たな視点やつながりを得ることも大きな魅力だと語る。現在、黒木さんは柚子の生産にも取り組んでいる。柚子農家は高齢化が進み、若手生産者の数はまだ少ないのが現状。
「農業の楽しさややりがい、そして儲かる農業」を若い世代に伝え、この地域の柚子産業を次世代につなげていくことが目標だ。これからも仲間を増やしながら、地域と未来を支える存在として活躍が期待されている。